観葉植物は室内のどんな場所に置いたらいいですか？（Q1）

（A1)直射日光の当たらない、明るい日陰がいいでしょう。窓辺はいい場所ですがレースのカーテンを一枚引いたくらいが適度な明るさになります。夏の強い日差しに当たると葉焼けの原因になります。逆に光が不足すると観葉植物が弱ってしまいます。植物の種類によって要求される光の強さは異なります。目安は下の表を参考になさってください。

明るさがどのくらいあるか、簡単センサーが欲しい方にはフリップ・フラップ・ミニQという便利な道具もあります。

浴室に観葉植物を置きたいのですが、どんな種類がよいでしょうか？（Q2)

（A2)浴室には耐陰性が強く、葉が茂っていないタイプの植物が向いています。葉が茂っていると蒸れることがあるからです。適している植物は、ポトス、幸福の木などのドラセナ類、カンノンチク、ヤシ類などです。尚、浴室は使用していない日中でもある程度明るくないと植物は生きてゆけませんので、マンションなどの窓のないユニットバスには置けません。冬期冷え込みの厳しい時期には寒さで傷む場合がありますので、その時期にはお休みします。

1週間ほど旅行に行きたいのですが、観葉植物はどうすればいいですか？（Q3)

（A３）夏は比較的涼しい北側の明るい部屋などに置き、鉢皿、たらい、洗面器などに水を深さ5cmくらい入れて、その中に鉢を立てます（腰水潅水）その際、水の中にミリオンAという土壌改良材を入れておくと水が腐る心配がありません。尚、室内を締め切ると室温が40℃近くにもなり高温障害を受けますので換気扇があれば必ず回したままにしてゆきます。冬は旅行前に水を与えて、南側の部屋の直射日光に当たらない場所に置きしょう。

観葉植物の下の方の葉が黄色く枯れてきました。何かの病気でしょうか？（Q4)

（A４)新芽が成長しているなら病気ではないと思います。観葉植物は成長に従って老化してくる葉もあります。枯れた葉は取り除いて清潔にしておいて下さい。壁側で光がほとんど当たらない部分は植物自身が必要ないと判断して葉を枯らして落とします。それを防ぐには全体に満遍なく光が当たる場所に移してください。

観葉植物を暗い部屋に置いていたので、たまには日光浴させようと、ベランダに出したところ葉が茶色くなってしまいました。どうしてですか？（Q5)

（A5)暗い所から、直射日光が当たる明るい所へ移動すると、葉焼けを起こすことがあります。外に出すなら、北側か日陰に出します。

観葉植物が枯れてしまいました。なんとか再生できませんか？（Q6）

（A6)水遣りの過不足、害虫、病気、寒さなどの色々な原因で観葉植物は枯れてしまいます。そのときは、「観葉植物さんごめんね」と言って、きれいさっぱり諦めましょう。これを回復させ、元のように美しい姿にすることは素人では、ほとんど不可能です。温室設備を持った専門業者でも、季節がよくても半年かかります。一般の方は色々、手を尽くしても費用と時間がかかるばかりで大抵失敗します。枯らした原因を分析して、新しい植物を購入されることをお奨めします。

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